ロンドンのビアズリー展(2):その生涯と、線と空間の妙技を見る作品群
ロンドンのテート・ブリテンで開催中の、イギリスの画家オーブリー・ビアズリー(1872 〜1898年)の生涯を振り返る個展「AUBREY BEARDSLEY」(〜 ...
ビアズリー展@ロンドン(1):耽美にして奇矯な世界―性とジャポニスムとサロメ
ロンドンのテート・ブリテンで始まった、イギリスの画家オーブリー・ビアズリー(1872 〜1898年)の生涯を振り返る個展「AUBREY BEARDSLEY」(〜 ...
「自然は芸術を模倣する」アンチミメーシスとデカダンス
イギリスの作家、オスカー・ワイルド(1854〜1900年)の有名な言葉に、こんなものがある。 「自然は芸術を模倣する」 これは、古代ギリシャの哲学者アリストテレ ...
日本・西洋趣味を融合した「孔雀の間」オマージュ作品がV&A博物館に登場
1877年にロンドンで誕生した「孔雀の間(The Peacock Room)」という部屋がある。当時ヨーロッパで流行していたジャポニスム(日本趣味)と、西洋的な ...
聖なる性:ゴディバ夫人伝説を美術作品から見る
イギリスの歴史上、一番耽美なストーリーと言えば、レディ・ゴディバがまず思い浮かぶ。 高級チョコレートブランド「ゴディバ」の由来ともなった女性だ。ここでは、レディ ...
LGBTアーティストの展示は耽美の宝庫だった@テート・ブリテン
テート・ブリテンで開催中の「Queer British Art 1861-1967」(~2017年10月1日まで)に行ってきた。 「Queer」とは、「奇妙な、 ...
「フレイミング・ジューン」レイトンの豪華絢爛な屋敷がロンドンに隠れている
このオレンジ色の衣服をまとい眠る美女の絵は「フレイミング・ジューン」というタイトルの作品。プエルトリコの美術館にあるが、つい最近(2017年3月)までロンドンに ...
美貌で貧民から上流階級に上り詰めたミューズ、エマ・ハミルトン
エマ・ハミルトンというイギリスのファム・ファタールをご存じだろうか? ファム・ファタールとは、もとはフランス語から派生した、「運命の女」の意味。男性を破滅させる ...
「耽美」とは何か?耽美主義芸術の宝庫であるイギリスの画家も紹介
ここでは、美術上の耽美主義というものについて、そして私が住んでいるイギリスと耽美主義との関係を説明していく。 「耽美の道はイギリスに通ず」とはよく言ったものだが ...
世界一有名な美女スパイ「マタ・ハリ」とは何者か
最近、マタ・ハリという美女スパイのことを知った。なんでも「世界一有名な女スパイ」だとか(全然知らなかった……)。 マレー系の血が入ったオランダ人。写真を見てみる ...