ロンドンで一番、と言っても過言ではないほど不思議で奇妙なバーを発見したので、行ってきた。
※この記事には刺激的な内容・画像が含まれています。標本や骨、セクシュアルなもの、虫耐性のない方は閲覧注意です。
「Museum of Curiosity」、直訳すれば「珍奇なものの美術館」もバーに併設されている。1人5ポンド。
もう入口からしてヤバさが漂っている。これは……標本とか動物が好きな私の趣味に合う感じだぞ!!
キリスト教で禁断の果実であるリンゴをかじる蛇に誘われて中へ。紙に書いてある「バタフライ・セール」は何のことなのかよくわからなかった。
標本や剥製に囲まれてカクテルを飲む
中へ入ると剥製だらけ。ただの剥製ではなくて、シマウマに一本角をつけた、シマウマのユニコーンなど、ユニークなものがずらり。
小さなアクアリウムもある。中にはサンゴやイソギンチャクや、普通に可愛い魚たちがいた。
このライオンの横の席は、写真スポットとして人気だった。
カニの標本。
テーブルのキャンドルホルダーも凝っている。
海にいるアレに似た模様がついている。
※海にいるアレ
「brain coral」、いわゆる脳サンゴといってサンゴらしい。
いや実際にこのキャンドルホルダーがそれを真似ているのかはわからないけどね。
カクテルメニューは、独創的だけど、奇妙さは全くなく、普通に美味しいカクテルだった。
だが、フードメニューで私は見つけてしまったのだ……。
「インセクト・プラッター」って書いてあるよ!! 「食用昆虫盛り合わせ」だよ!!
アウト!!!! これはアウト!
詳細は読み上げたくもない。誰か勇気ある人は挑戦してみてね。
美術館には奇妙な剥製や標本やアートがずらり
カクテルを楽しんだ後は、美術館へ。地下1階が展示スペースになっている。
※ここから結構閲覧注意
電気コードの間をかいくぐる剥製があった。
階段で降りる途中、人魚のミイラがいて、すでにめちゃくちゃビビった。せめてもの良心で写真を小さめにします。
サルの頭部+魚の下半身で作ったもの。日本のどこかの寺にも同じようなミイラがあったはず。
すごいぞ、骨や内臓だらけだぞ!
「昨夜セックスしたなら微笑みなさい」。なんのこっちゃ。
双頭の羊の剥製。
展示スペースは狭いんだけど、物がぎっしりで、次から次へと見るものが出てくる。
小さい鳥と大きい虫の標本を組み合わせたアート(なのか?)。これは面白かった。虫に襲われる鳥。
あるグロテスクな動物の剥製に、小さな羽の生えた骸骨を発見。大きさは1センチとかそのくらいかな。
ライトに浮かび上がる西洋人形たち。怖いよう……。私は骨や標本は大丈夫だけど、人形はだめだ。怖い。
実はこの展示スペースにもテーブルがあって、たぶん予約すればパーティーなどで使えるのだと思う。
骨とか角とか貝とかよくわからないシンボルとかなんやらに囲まれて飲食できる。
この席は、周りの壁に日本の春画やインドのミニアチュール絵画(エロ絵)が飾られている。
この他にも、ここにはとても乗せられないようなセクシャルなものなどがたくさんあった。
かなり刺激的でグロテスク成分が多いものの、展示物のクオリティはなかなかのもの。
他にはどこにもない超不思議空間なので、興味があったら絶対おすすめ。
The Last Tuesday Society / Viktor Wynd’s Museum of Curiosities
住所:11 Mare St, Dalston, London E8 4RP
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